産後に便利!産褥期にピッタリなブラジャーを選ぼう!

出産を終えた後は、乳腺が発達し胸が一段と大きくなります。 人によっては胸に痛みを覚えることもあるようです。

 産後は疲労もあるため授乳が難しいと感じることもありますが、授乳しやすいブラジャーを選ぶことで乗り切りましょう。

 

● その前に産褥期とは?

● 産褥期のブラはワイヤーがないものがおすすめ

● 産褥期は前開きタイプのブラジャーを選ぼう

● 妊娠後期のうちに産後用ブラを準備しよう

● 産褥期に準備したい授乳用ブラジャー3選

● まとめ

 

その前に産褥期とは?

産褥期とは、女性が出産後に体調や身体の回復をする期間を指します。

通常は出産後の約6週間程度を指し、この期間中に母体は妊娠・出産による身体的な変化や負担から回復し、赤ちゃんとの新しい生活に適応するための時間を取ることが重要です。

 

産褥期は、出産時に起こる子宮の収縮や出血、恥骨結合の回復などの身体的な変化に加えて、ホルモンバランスの調整や授乳の開始なども含まれます。

この期間は母体が十分な休養とケアを受けることで、健康的な回復と授乳期のスタートを切るための基盤を整えることができます。

 

産褥期には、身体の回復に必要なゆったりとした休息、バランスの取れた食事、適切な授乳ケアなどが重要です。

また、産後の体の変化や感情的な変動にも注意を払いながら、母体と赤ちゃんの健康をサポートすることが求められます。

 

産褥期には、産後の体調管理だけでなく、授乳期用品の選択や授乳のサポート、心理的なサポートなども重要な要素となります。

授乳期用ブラジャーの選び方もその一部であり、適切なブラジャーの選択は母体の快適さと授乳体験に影響を与えます。産褥期にピッタリなブラジャーを選ぶことは、母体の体調回復と授乳期の円滑なスタートに役立つのです。

 

産褥期のブラはワイヤーがないものがおすすめ

出産後は、ホルモンの変化によって妊娠前の体に戻ろうとしています。その反面、赤ちゃんに母乳を与えるための体の変化も顕著になります。

分娩による体の負担は「全治一か月のけが」と言われることもあり、活動的に動けないことがほとんどです。そればかりか、夜間授乳やおむつの交換などなれない育児で大変な時期です。

体の負担を和らげるほか、乳腺の発達を妨げないためにも、ワイヤーブラはNGです。締め付けないタイプのもので、赤ちゃんに授乳しやすいものがよいでしょう。

産院によっては、入院時に前開きのブラジャーを指定することもあります。乳腺開通マッサージなどを施すこともあるようですね。

 

 

産褥期のブラジャーには、ワイヤーレス(ワイヤーのない)タイプがおすすめです。ワイヤーレスブラジャーは、以下のような利点があります。

 

1.快適なフィット感:柔軟な素材で作られており、身体にやさしくフィットします。産褥期の乳房は膨らみや敏感さを伴うことが多いため、ワイヤーレスのブラジャーは締め付け感を軽減し、快適な着用感を提供します。

 

 

2.血行の妨げが少ない:通常のワイヤーブラジャーよりも血行を妨げるリスクが低くなります。血行がスムーズに流れることは、乳房の健康と快適さにとって重要です。

 

3.授乳のしやすさ:フロント開閉やクリップなどの便利な機能が多くあります。これにより、授乳時にブラジャーを簡単に開け閉めすることができます。快適な授乳体験をサポートします。

 

4.柔らかい素材の使用:通常、柔らかく伸縮性のある素材で作られています。これにより、敏感な産褥期の肌に優しくフィットし、かゆみやかぶれなどの肌トラブルを軽減します。

 

5.産褥期におすすめのワイヤーレスブラジャーは、授乳機能や快適さに特化した専用の授乳ブラジャーです。これらのブラジャーには、独自のデザインや機能が備わっており、産褥期に必要なサポートと快適さを提供します。

重要なのは、自分の体型や快適さに合ったブラジャーを選ぶことです。産褥期には、ワイヤーレスブラジャーの利点を考慮しながら、自分に合ったサイズとデザインを選ぶことが重要です。

 

産褥期は前開きタイプのブラジャーを選ぼう

 

出産後~産褥期は前開きタイプを着けるようにしましょう。 フロント中心でスナップボタンがついているものが便利です。

慣れるまでは赤ちゃんに母乳をあげやすいよう、バストがしっかり出せるものが良いからです。

 

助産師さんが授乳指導しやすいという点や、前開きブラならあおむけの姿勢で受ける母乳マッサージ(乳腺開通マッサージ)をしやすいことも挙げられます。

締め付けもソフトなので、乳腺の張りでブラのキツさを感じることもありません。

 

妊娠後期のうちに産後用ブラを準備しよう

 

産褥期の間は、自分で思ったよりも動くのが大変です。個人差も見られますが、体力を消耗していると感じる人や、骨盤の開きが大きく股関節に強い痛みがある人などもいるからです。

会陰切開の傷が痛んで歩けないという人も見られます。

 

授乳用のブラは「母乳が出るようになったら購入する」という人も見られますが、産褥期の忙しさや体のつらさでなかなか購入しに行けないのが難点です。授乳期用ブラジャーは、出産前に準備することをおすすめします。

基本的に前開きのもの2~3枚、このほかクロスオープンタイプのキャミソールなどを準備しておきましょう。買い足しは通販でも可能なので、口コミ情報などをチェックしながら良いものを選ぶのも一案ですね。

 

妊娠後期のうちに産後用ブラジャーを準備するのは良いアイデアです。産後の身体の変化に備えて早めに準備することで、出産後の快適さとサポートを確保することができます。

以下に、妊娠後期に産後用ブラジャーを準備する際のポイントをご紹介します。

1.サイズの選び方

妊娠後期の身体は徐々に変化し、胸のサイズも増加していきます。産後用ブラジャーを選ぶ際には、出産後の胸のサイズ変化を考慮して適切なサイズを選びましょう。

ブラジャーのバンドサイズやカップサイズが調整可能なものや伸縮性のある素材が使われているものがおすすめです。

 

2.ワイヤーレスブラジャーの選択

産後の身体はデリケートで敏感な状態にあります。ワイヤーレスブラジャーは、締め付け感を軽減し、快適な着用感を提供します。

授乳機能やフロント開閉などの便利な機能があるワイヤーレスの産後用ブラジャーを選ぶと、授乳期にも便利です。

 

3.快適な素材の選択:産後は敏感な肌状態にあるため、肌にやさしい柔らかな素材を選ぶことが重要です。天然繊維や吸湿性の高い素材を使用したブラジャーが快適でおすすめです。

また、通気性の良い素材を選ぶことで、汗や湿気を軽減し、快適さを保ちます。

 

4.サポート力の確保:産後は乳房の重さやハリが増しているため、適切なサポート力を持つブラジャーを選ぶことが重要です。

ブラジャーのバンドやストラップがしっかりと支えるものや、フルカップタイプのブラジャーがおすすめです。適切なサポートを受けることで、胸の形を整え、不快感や痛みを軽減することができます。

 

産後用ブラジャーの選び方には個人の好みや体型に合わせた要素もありますので、試着や専門店のアドバイスを活用すると良いでしょう。また、ブラジャーを複数枚準備しておくこともおすすめです。

産後は授乳や汗などによる頻繁な洗濯が必要になるため、衛生的で常に清潔な状態を保つことが重要です。

 

産褥期に準備したい授乳用ブラジャー3選

 

ここからは、入院セットにぜひ入れてほしい授乳用ブラジャーを紹介します。

 

VEIMIA【美胸・授乳ブラ】

 

着け心地が良く、ママにも赤ちゃんにも優しいオーガニックコットン100%のブラです。

敏感肌のママにも最適ですし、胸の張りで衣擦れが痛いということも少ないのが特徴です。

リブ編みで作られていますが、伸縮性が緩く締めつけ感もゼロですので、寝ているときも不快感を感じません。

丸パットがついており、敏感なバストトップの突き出しも緩和できます。

もちろん、丸みのあるバストを見せることもできますよ。

 

VEIMIA【マタニティブラジャー】

産前から産褥期、授乳期を通して活躍してくれるブラです。

見た目がかわいいのが大きな特徴で、カラー展開もあります。

フロントオープンながらも、脇に流れやすいバストをしっかりホールドしてくれるメリットがあります。

綿混素材で肌触りも良く、ソフトな使い心地です。

 

 

VEIMIA【前開き授乳ブラ】

 

授乳期に大活躍間違いなしのブラです。バストの丸みに合わせたギャザー付きの立体裁断が、バストをホールドしてくれます。

入院中はフロントオープンで、ある程度授乳になれたら、ストラップのホックを外して、ウインドウオープンブラとして使えます。

機能性も抜群なので、入院準備品としても最適ですよ。

 

 

 

まとめ

 

入院準備品としても好適品なのが前開きブラジャーです。つけ心地が良く、敏感な時期の肌にも優しく、胸を包み込んでくれます。

授乳用ブラを選ぶときには、母乳パットの装着に対応したものを選ぶことをおすすめします。洗い替えも含め、数枚準備しておきましょう。

 

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